我々大人は健康保険証があれば、治療費の30%負担で医療サービスが受けられます。
子供の場合は、子供の健全な育成と保護者の経済的負担軽減のため、医療費の一部を市川市が負担してくれる制度があります。
そんな「子供医療費助成制度」の詳細と申請方法、近隣自治体との比較までを徹底リポートします!
Contents
市川市の子供医療費助成制度の内容は?
対象
・0歳~中学校修了まで
治療費
・入院:1日300円(差額ベット代等を除く)
・通院:1回300円
・お薬:無料
所得制限
・0歳児~小学校就学前:所得制限なし
・小中学生:夫婦どちらか一方の年収が下記を超えていると助成を受けられない
扶養1人→年収875万
扶養2人→年収917万
扶養3人→年収960万
※2018年8月より、小学1年生~小学3年生は所得制限がなくなります。
一番誤解が多いのが所得制限。
市のHPにはこのように「給与所得後の金額」で記載されています。
これを見て、うち年収が700万だからアウトだ!とか誤解が生まれるのですが、これは間違い。
「所得制限限度額」は年収から給与所得控除を差し引いた後の金額を指していますので、年収に直すと上記のような感じになります。
しかも夫婦合算ではなく、どちらか一方が超えていた場合だけですので、よほどの高給取りでなければ所得制限には引っかかりません。
市川市の子供医療費助成制度の申請方法は?
出生届を出す時に、一緒に手続きを行います。
申請に必要な物:申請者の健康保険証、保護者名義の口座番号がわかるもの、印鑑
申請場所↓
後日郵送で受給券が届きます。
千葉県内の医療機関で受診した場合は、「市川市子ども医療費助成受給券」と健康保険証をあわせて提示すると、サービスが受けられます。
※千葉県外の場合は、領収書を申請窓口に持っていき別途手続きを行います。
「子供医療費助成制度」の近隣自治体との比較
船橋市
対象
・0歳~中学校修了まで
治療費
・入院:1日300円(差額ベット代等を除く)
・通院:1回300円
・お薬:無料
所得制限
・なし
浦安市
対象
・0歳~中学校修了まで
治療費
・入院:未就学児無料、小中学生1日200円(差額ベット代等を除く)
・通院:未就学児無料、小中学生1回200円
・お薬:無料
所得制限
・なし
江戸川区
対象
・0歳~中学校修了まで
治療費
・全て無料
所得制限
・なし
松戸市
対象
・0歳~中学校修了まで
治療費
・入院:1日200円(差額ベット代等を除く)
・通院:1回200円
・お薬:無料
所得制限
・なし
まとめ
江戸川区や浦安市等のお金がある自治体のサービスはやはり良いですね。
市川市は船橋市や松戸市よりも財政的に豊かなはずですが、子供医療費サービスは周辺自治体最下位という結果に…
他市と比べてイマイチではありますが、この制度自体はとてもありがたい制度。
子供は病気や怪我をしやすいので、せめて経済面の不安がなくなるだけでも安心できますよね。
是非制度をしっかり活用して、お子さんに適切な治療を受けさせてあげて下さい。
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